医院ブログ

2015.04.21更新

希望ヶ丘デンタル(歯医者)院長安田です。
子供の歯(乳歯)や生え始めの大人の歯(永久歯)は、大人に比べて虫歯の進行が早いといわれています。
虫歯になる前に虫歯予防をしっかりしておきましょう。
子供の虫歯の原因で思い浮かぶものは「おやつ」が多いと思います。
確かにおやつに含まれる糖分が虫歯の原因のひとつになるのですが、おやつは悪いこと
だけではありません。
とくに小さいお子さんは一度にたくさんの量を食べることができないので、
成長に必要な栄養やエネルギーをとるためには、おやつも大切な食事の一回になるのです。
なので、大切なのはおやつをあげないことではなく、おやつのあげ方に注意することなのです。
食べ物がお口の中に入っている状態は、お口の中は酸性状態になります。
この酸性状態が長く続くことにより、虫歯になりやすくなるのです。
お口の中に食べ物が無くなれば、唾液の作用で、次第に中性に戻るのです。
なので、おやつを短い間隔で食べ続けたり、ジュースをだらだら飲み続けたりすると、
お口の中はずっと酸性状態になって虫歯ができやすい環境を作ってしまうのです。
では、どうすればいいかというと時間を決め、間隔をあけて食事(おやつ)をとればいいのです。
食事の感覚をあけてお口の中を酸性状態から中性状態に戻す時間を作ってあげれば、
虫歯になるリスクを減らすことができます。
おやつを禁止する・・・という予防ではなく、おやつの時間をきちんと決め、
食事のあとは歯を磨くことで虫歯予防をしていきましょう。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル