医院ブログ

2015.05.02更新

歯を失った時の選択肢をしてはブリッジ・入れ歯・インプラントがあります。

ブリッジとは?
失った歯の両隣の歯を削って土台とし、そこに橋を架けるように連結した形の人工の歯を被せます。

ブリッジのメリット
部分入れ歯と比較して、固定性なので噛み心地に違和感が少ない
インプラント治療と比較して、治療費が安い
1~3ヶ月の治療期間で治療できる

ブリッジの留意点
たとえ健康な場合でも両隣の歯を削る必要がある
土台となる歯に大きな力がかかるため、その歯の寿命を縮める可能性がある
歯茎との間の部分に食べ物カスがつまり、口の中が不衛生になりやすい
お口の状態によっては、保険が適用されない

入れ歯とは?
金属のバネを周りの歯に引っ掛けて義歯を固定させ、ご自身で出し入れして使用します。

入れ歯のメリット
ブリッジのように健康な歯を削る必要がない
ブリッジでは適応できないような大きい欠損に有効
インプラント治療より治療期間が短い
健康保険が適用される(使用する材料が限られる)

入れ歯の留意点
留め金をかける健康な歯に大きな負担がかかる
ブリッジ、インプラントにくらべて大きいので異物感が生じやすい

インプラントとは?
失った歯の根っこ(歯根)の代わりとなるチタン製の人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取りつけて歯の機能を補う治療法です。

インプラントのメリット
ブリッジと比べ隣の歯を削る必要がない
他の歯へ負担をかけることがないので、残っている歯と骨を守る
顎の骨にしっかり固定するのでよく噛むことができる

インプラントの留意点
ブリッジや入れ歯に比べ、外科手術を伴う
インプラント治療は保険適用外で自費治療となる
全身の疾患がある場合には治療ができない場合がある

歯を失ったまま放置しておくと、咬み合う反対の歯が伸びてきたり、両隣の歯が動いて傾いたり、咬み合わせが狂ってくる可能性が高いです。
歯を失ったら早めの治療が必要です。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル