医院ブログ

2015.06.18更新

横浜の希望ヶ丘デンタル(歯医者)院長の安田です。
本来上下の歯は会話をするとき、食べ物を咀嚼するとき、飲み込むときときに瞬間的に触るだけです。
ですから接触時間をすべて足し算しても1日に20分以下だと言われています。普通、上下の歯は何もしていないときは接触しません。
TCH(Tooth Contacting Habit)とは、上下の歯を持続的に接触させるクセのことです。

症状

口の周りの筋肉が疲労を起こし、頭痛や肩こりの原因になる
むし歯でもなんでもない歯が痛む
歯がしみる知覚過敏を起こす
アゴの関節が痛くなる

もし、ご自身の生活を振り返って「TCH」が疑われる方は、ただちに改善しましょう。

改善方法

深呼吸をし、リラックスをする
よく見る場所(テレビやパソコンや冷蔵庫など)にふせんやシールで『歯を離す』と書いて貼っておく
日中のマウスピースを装着する

TCHは、ご自身が気を付けていく時間を増やすことで、改善していきます。
あまり普段からTCHに気を付けなければと意識しすぎると、それもまたストレスになってしまうので、
まずは気づいた時だけでもいいので、歯を離すように心掛けましょう。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル