体の中で脳と歯・顎は極めて近い位置にあります。残っている歯が少ないと、脳が萎縮し、脳機能が低下すると報告されています。
ガムを噛むことで、脳の血流量が約28%増加し、脳の活性が高まるという実験結果があります。
とてもいいことですが、これはいわゆる健康な方の場合!
健康な方、つまり奥歯で噛みしめる事が出来る人のことになります。
歯を失ったままにしている方は、
脳の活動量が異常に増え、
脳への負担が懸念される結果がでています。
しかし、そんな方でも、インプラントなどの治療をすることにより、健常者と同等の効率的な脳活動量を得る事が出来るのです。
認知症のお年よりを調べると、歯が少なくなってしまった人や、かみ合わせの悪い人が多いのです。逆に元気なお年よりには、自分の歯がたくさん残り、かみ合わせも正常な人が目立ちます。自分の歯でしっかり噛むことが、脳の老化を防いでいるわけですね。
会話を楽しみながら、なんでも美味しく食べられる!
社会性の向上とともに、認知症の予防にも関係しています。
歯は食べものを噛むために欠かせない器官ですが、噛むという運動が脳に直接的な刺激を与え、脳の発達を促し活性化するということが分かっています