医院ブログ

2015.09.08更新

歯の黄ばみ、着色の原因は大きくわけて内因性の変色と、外因性の着色があります。

 

内因性の「変色」とは、歯そのものの色が変わってくることを言います。

虫歯によって部分的に白くなったり、茶褐色~黒色に変化したりします。

また、神経が死んでしまった歯(失活歯)は黒っぽく変色することがあります。

内因性の変色は、歯科医院での治療が必要になることが多いため、気になる方は

一度来院されることをお勧めします。

 

外因性の着色は、食べ物や飲み物、嗜好品によって歯の表面に汚れが付着することに

よっておこります。

着色しやすいものとしては、コーヒー、お茶、赤ワイン、カレー、タバコなどがあります。

ただ、こちらの食品やたばこを控えるようにする…というのは中々難しいと思います。

では、どうすれば着色がつきにくくなるかというと、

歯の表面をできるだけツルツルにすることです。

そのためには、以下のことに注意して、できるだけ予防しましょう。

 

・研磨剤の入った歯磨き粉を使用してゴシゴシ磨かない

着色をとるためにごしごし磨いてしまうと、いったんは着色もとれきれいに

なりますが、同時に歯のエナメル質を削って凸凹にしてしまうのです。

歯がざらざらしていたり凸凹になっていると、汚れが付きやすくなってしまいます。

 低研磨性の歯磨き粉を使用して丁寧に磨きましょう。

 

・鼻で息をする

一般的に口で呼吸している人はお口の中が乾燥するため、着色はつきやすくとれにくくなります。

なるべく鼻で息をする習慣をつけましょう。

 

定期的に歯科医院でクリーニングしてもらう

自宅でケアしていても着色を完全に防ぐことは難しいです。特にタバコによる着色は油性のため、

なかなかとれにくいです。

定期的に歯科医院で機械をつかって表面をツルツルにしてもらい、

その状態をなるべくキープできるよう自宅でケアすることをおすすめします。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル