認知症には、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症があり、
それぞれの型で、糖尿病でない方に比べ2~4倍、認知症の発症リスクが高いと言われています。
- アルツハイマー型認知症
糖尿病
↓
脳内のインスリン分解酵素の活性を低下
↓
アミロイドβが分解されず蓄積する(アミロイドβはインスリン分解酵素により分解される)
↓
アルツハイマー型認知症を発症
- 脳血管性認知症
糖尿病
↓
血管に障害
↓
脳梗塞
↓
脳血管性認知症を発症
このように糖尿病は認知症を発症する一つの要因だと考えられています。
認知症にならないためにも生活習慣を見直して、糖尿病をしっかり管理しましょう。
また、歯周病と糖尿病も大きく関係しています。
歯周病はサイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも表現されるように、ひどくなるまで病気と自覚されることの少ない病気です。
歯周病を管理し、将来の認知症予防をしていきましょう。