医院ブログ

2016.01.29更新

インプラントの埋入は、アゴの骨を施術して行いますが、その際、ドリルの着地点と角度を正確な方向に導き、またドリルがぶれないように保持する医療器具が「サージカルガイド」です。

 

「サージカルガイド」の使用によって、インプラント治療の最大のリスクであるドリリングの不具合が最小限に抑えられるので、安心して治療をお受けいただくことができます。

 

「サージカルガイド」はマウスピース状のもので、ドリルを開ける位置に正確に穴があいており、そこにドリルを入れることで、ドリルが固定されます。これにより、ドリルが安定し、理想的なインプラント埋入を確実に行う事が実現出来ます。

 

サージカルガイドは、3次元の画像(CT)を元に行った徹底した術前シミュレーションを行い作成します。最先端の設備を導入し、正確な診断とシミュレーションのもと安全で確実、そして低侵襲なインプラント治療を心がけております。

 

※症例によって手術方法が異なる場合がございますので、医師の十分な治療説明を受けて下さい。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2016.01.28更新

むし歯の発症には、次の3つのことが大きく関与しています。

 

① 細菌:ミュータンス菌、ラクトバチラス菌など(むし歯菌)

② 基質:砂糖、炭水化物

③ 宿主:歯の質、歯並び、唾液の性状、全身疾患など

 

従って、これらのいずれかをコトロールすれば虫歯を予防することが出来ます。

そのためには、どの項目に弱点があるかを調べる必要があります。

 

唾液検査(サリバテスト)を行うことで、虫歯に関する原因因子を調査し、現在の虫歯の活動状況や、今後虫歯に罹患する危険性などを推測し、対策を立てることができます。

 

  • サリバテスト(唾液検査)とは?

 

患者さまの口の中を検査して唾液の分泌率や唾液中に含まれる細菌の能力などを分析し、患者さまの虫歯にかかる危険性を調べるテストです。

 

サリバテスト(唾液検査)の結果により、現在のご自身の歯にかかる危険性をお分かりいただくとともに、予防する為に日ごろのお手入れで気を付けていただく点を明示することができます。

 

検査結果は、あくまで検査時点におけるそれぞれの虫歯のリスク因子の状態を示しており、それに対して対応処置を行うことによりリスク因子の状態の改善につなげていくものです。

2回目以降の検査を行うことで前回の対応処置を行った結果、どのリスク因子がどう変化したのかその原因を再確認し、それに合った対応処置を再び行うことでさらに質の高いむし歯予防をしていくことが可能です。

 

  • サリバテスト(唾液検査)でわかること

 

あなたのむし歯の原因がわかります。むし歯のできる理由は、一人ひとり違います。

 

  1. むし歯菌の数
  2. 唾液の分泌量
  3. 唾液の中和力

 

その他カリエスリスクで検査する事

 

  1. 食事の習慣
  2. 虫歯の経験数
  3. 歯の汚れの有無
  4. フッ素の利用について

 

以上がカリエスリスクの検査です。

その結果、「むし歯にならない人」が存在するわけですね♪

リスクが分かれば予防策もおのずと見えてくるものです。

体の健康管理と共にお口の健康管理にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2016.01.26更新

今年もインフルエンザが流行りだしています。

日本ではインフルエンザは12~3月に流行します。冬は温度も湿度も低く、空気中に漂っているウイルスが長生きできるからです。また、乾燥した冷たい空気で私たちののどや鼻の粘膜が弱っていることも流行する原因のひとつだと言われています。

インフルエンザを予防する対策としては、昔から手洗いとうがいの励行が挙げられています。ただ、最近の研究ではもうひとつ口腔ケアもインフルエンザ予防に力を発揮することがわかってきています。

なぜ、口腔ケアがインフルエンザの予防に役立つのでしょうか。インフルエンザウイルスが体の中に入って増殖するには、あらかじめプロテアーゼという酵素によってウイルスの表面が変化させられている必要があります。プロテアーゼは気道の細胞で作られますが、口の中の細菌でもつくり出されることがわかっています。

このため、歯磨きなどの口腔ケアを行うと口の中の細菌が減り、その結果として細菌がつくりだすプロテアーゼの量も減少、インフルエンザの発症が抑えられることになるのです。

ある介護福祉施設で、高齢者に対しブラッシング指導や歯垢を取り除くなどの口腔ケアを実施したところ、口腔ケアを実施しない施設と比べてインフルエンザ発症率が10分の1に激減したという実例も報告されています。

歯の健康を守り、インフルエンザを予防するためにも、お口のケアをしっかりしましょう。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2016.01.26更新

虫歯や歯周病は、全身の病気に関わることがわかってきています。ただ、最近の研究では、こうした病気の幾つかは、バランスのとれた食生活に よって症状の悪化を食い止められる可能性のあることもわかってきました。また、すべての虫歯・歯周病菌が悪さをするのではなく、特異な種類が元凶であることも判明しています。

菌を根絶するのは難しいですが、食生活の改善は少しずつ取り組むことができます。毎日の歯のケアや定期健診、 早めの通院と合わせ、健康な歯を守るために心がけておきましょう。

口腔内には700種類以上の細菌がいますが、大きく分けると、

 

  1. 病原性を示さない種類
  2. 糖分から作った酸で歯を損なう虫歯菌
  3. 歯を支える歯茎に障害を与える歯周病菌

 

の3つです。ただ、大阪大学歯学部の研究グループの研究結果によると、すべての菌が悪さをするわけではなく、特別な種類の虫歯菌や歯周病菌が元凶であることがわかりました。ただ、特別な種類の虫歯や歯周病菌がいるといっても、感染すれば誰もが病気になるわけではなく、病気を引き起こす条件もあるようです。

マウスによる実験では興味深い結果が得られています。脂肪分の多い食事を4週間与えて脂肪肝になったマウスに、歯周病菌を感染させて再び8週間続けて高脂肪の食事を与えると、肝臓が線維化してしまう一方、歯周病菌を感染させた後でも正常食を与えたマウスには肝臓に変化がありませんでした。歯周病菌と高脂肪の食事という組み合わせが、病気の進行に関わっていることをうかがわせるものです。歯周病と生活習慣病、双方の予防対策がますます求められることになります。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2016.01.25更新

当院取扱いのインプラントブランド、

「ストローマンパートナーズ」に当院の専用ページができました。

 

詳しくはコチラをクリックしてください。

 

ストローマンインプラントとは

 

  • 精密機械産業が盛んなスイスのバーゼルに本社があり、現在では世界70か国以上に歯科用インプラント関連製品を提供しているグローバル企業です。

 

  • 50年にわたる研究開発と充実した検査体制のもと、グローバルで活動する非営利学術組織とのパートナーシップにより、学術的に裏付けのある製品を提供している企業です。

 

  • ストローマンインプラントは、埋入後の5年、10年という長期にわたる安定性が多くの研究により報告されています。

 

  • 世界で500万人以上の患者さんがストローマンインプラントによる治療を受け、患者さんのQOL向上に貢献しています。

 

  • ストローマン社は、世界のインプラント市場でナンバー1のシェアを持つインプラントメーカーです。

投稿者: 希望ヶ丘デンタル

2016.01.23更新

最近は高齢化が進む一方で、入れ歯の高齢者が減っています。厚生労働省が6年ごとに調査する「歯科疾患実態調査」によると、2011年には6569歳で総入れ歯の人の割合は8.9%と、2005年調査の17.7%から大きく低下し、1割を下回ってきました。7579歳、8084歳でもそれぞれ3割、5割を下回ってきています。

入れ歯が減少したのは、予防歯科の普及が大きな要因となっています。国などは 1989 年、80歳で20本以上の歯を持つ人を増やす8020運動」をスタートさせ、むし歯予防に効くフッ素を塗ることや歯周病予防の口内清掃のほか、歯科健診を推進してきました。過去1年以内に歯科健診を受けた人の割合は2012年には47.8%まで上昇し、特に60歳以上では50%を超えてきています。健診時はフッ素塗布なども行うようになっています。この結果、8020運動の達成者の割合は2011年には40.2%にまで上昇してきました。

予防歯科が普及してきた背景には、フッ素入りの歯みがき剤に加え、歯みがきが定着してきたという生活習慣の変化も影響しています。統計を見ると、12回以上歯みがきする人は30年前の4割から今や7割に達しています。

総入れ歯の自己負担は1万〜2万円。総入れ歯の前には部分入れ歯(1万円前後)の段階もありま す。歯の抜けたところにねじを埋めて人工歯を付ける「インプラント(人工歯根)」は保険が適用されず、120万〜50万円。一方、歯科健診は11万円。重症化予防として保険が適用されれば3千円で済みます。むし歯や歯周病のために歯の本数が減って食習慣が変化すると、糖尿病脳血管疾患を招く恐れもあります。歯の健康は全身の健康にもつながります ので、定期的に歯の健診を受けましょう♪

投稿者: 希望ヶ丘デンタル