10月24日(土)は、研修会のため休診となります。
振替診療日として10月21日(水)は診療いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
2015.10.15更新
休診と振替診療のお知らせ
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2015.10.15更新
認知症②
認知症には、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症があり、
それぞれの型で、糖尿病でない方に比べ2~4倍、認知症の発症リスクが高いと言われています。
- アルツハイマー型認知症
糖尿病
↓
脳内のインスリン分解酵素の活性を低下
↓
アミロイドβが分解されず蓄積する(アミロイドβはインスリン分解酵素により分解される)
↓
アルツハイマー型認知症を発症
- 脳血管性認知症
糖尿病
↓
血管に障害
↓
脳梗塞
↓
脳血管性認知症を発症
このように糖尿病は認知症を発症する一つの要因だと考えられています。
認知症にならないためにも生活習慣を見直して、糖尿病をしっかり管理しましょう。
また、歯周病と糖尿病も大きく関係しています。
歯周病はサイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも表現されるように、ひどくなるまで病気と自覚されることの少ない病気です。
歯周病を管理し、将来の認知症予防をしていきましょう。
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2015.10.14更新
認知症①
いまだ原因は定かではありませんが、アルツハイマー型認知症を発症させる主な原因として、アミロイドβタンパクという異常タンパク質の存在が確認されています。アミロイドβタンパクが脳内で蓄積することで脳の細胞が変性、やがて死滅していきます。そうして脳が萎縮してしまい、脳の機能が全般的に低下していくというのがアルツハイマー型認知症のメカニズムだと考えられています。
- 例えば、65歳でアルツハイマー型認知症を発症した人の場合、
40〜50歳ごろ アミロイドβが、溜まり始まる
↓
60歳ごろ 軽度認知障害
↓
65歳 認知症発症
こうした変化というのは長い年月をかけて進行していくと考えられており、具体的な症状が出る何年も前から、ゆっくりと進行していくのが特徴ではありますが、だからこそ早期に発見して、早めに治療を開始するのが大切なのです。
噛まないとアルツハイマー型認知症の原因といわれるアミロイドβ蛋白は沈着しやすく、細胞の減少が起きるとの報告もあります。
広島大学では、よく物を噛む事が出来なければ大脳皮質にアミロイドβ蛋白が沈着し、記憶や学習能力に関わる海馬の細胞数が減少する事が判明しました。
物をよく噛んで食べる事ができなければ、咀嚼によって中枢神経が刺激される事も少なくなり、アルツハイマー型認知症を引き起こしてしまうという事になるのです。
よく噛むには歯を健康に保つ必要があります。
丈夫な歯で認知症予防をしましょう。
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2015.10.10更新
歯の神経を抜くデメリット
デメリット
- 歯がもろくなる
- 歯の色が変色する
- 虫歯の進行にきづかなくなることがある
一番は歯がもろくなり破折しやすくなります。
破折してしまうと、抜歯しなくてはいけなくなります。
このようにデメリットはいくつかありますが、
歯の神経を抜かないといけない場合もあります。
- 歯に激痛がある
- 夜寝るときにうずくように痛い
- 根の先からうみが出ている
- 外傷
大半は虫歯からの感染によるものなので、
早期診断、早期治療が大事になってきます。
症状が出てからでは手遅れの場合もありますので
歯科医院での定期検診、歯のメインテナンスをおすすめします。
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2015.10.09更新
治療した歯がまた虫歯になる?
「むかし治療して詰め物がはいってるところが痛い」
という経験がありませんか。
もう治療が終わってる歯なのにどうして?と疑問に思う方も多いと思います。
実際には、被せ物や詰め物をした歯も再び悪くなる可能性があり、
要注意しなければいけないのです!
虫歯の治療は基本的に、悪いところを削りとって代わりのものを入れるということです。
人工の詰め物や被せ物は、患者様の歯型をもとに作製したりとできるだけ
患者様の歯に似せて作りますが、やはり造りものです。
自分の歯とは別の材料をいれているので、外れてきたり、詰め物との境目から
虫歯になることがあります。
一度虫歯になっている場所が、ブラッシングが行き届いていないことが原因だと、
同じような場所がまた悪くなる可能性も高くなります。
その場合は、なぜその歯が虫歯になったのか、再び虫歯にならないためには
どうしたらよいのかを考えることも大切です。
虫歯を治して終わりではなく再発を防ぐためにしっかりその後も管理していきましょう。
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2015.10.08更新
妊婦歯科健診
横浜市では、妊娠中に1回限り無料で歯科健診が受けられます。
ぜひ、この機会に歯科健診を受けましょう。
妊娠すると、ホルモンバランスの変化やつわりによる歯みがき不足などが原因で、歯肉が腫れやすくなったり、むし歯になりやすい状態となります。重度の歯周病により、早産・低体重児出産の頻度が高まる可能性も報告されています。
ママのお口の中の健康状態が、生まれてくる赤ちゃんに大きく影響します。
できるだけ妊娠12週~27週頃に歯科健診を受けましょう!!
- 受診対象者
横浜市内に住民登録のある妊婦の方
- 健診費用
無料
- 受診時の持ち物
○妊婦歯科健康診査 受診券(妊婦歯科健診受診券は母子健康手帳と一緒に渡された健診券綴り)
○母子健康手帳
○産婦人科の診察券
○保険証(治療が必要な場合は治療費がかかります)
- 健診内容
歯科医師が、視診により、むし歯の有無、歯石の有無、歯肉の炎症の有無等を診査し、健診結果に基づく歯科保健指導を行います。レントゲン検査は行いません。
ご予約を希望される方は、お電話ください。
予約時間は、できるだけ産科医療期間の診療時間内をお勧めします。
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2015.09.29更新
子供の虫歯の特徴、予防
お子さんの年代によって虫歯の特徴、予防方法があります。
―離乳期・幼児期―
特徴 :乳歯の虫歯、哺乳瓶虫歯、ランパントカリエス(広範囲の虫歯)
予防 :規則正しい食生活、間食のコントロール、保護者によるブラッシング
フッ素塗布、定期健診など
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいないのですが、乳歯が増えてくる
1才半~3才くらいの間に虫歯菌が家族内から感染することが多いです。
また、お子さんを寝かしつけるときに哺乳瓶にジュースやスポーツドリンクなどを
飲ませ、そのまま寝かせてしまうことも虫歯の原因になります。
寝ている間は唾液の量が減り虫歯になりやすい環境になっているので気をつけましょう。
甘いおやつを欲しがる年頃だと思いますが、おやつはだらだらと長い時間あたえず、
時間を決め間食の回数もコントロールしましょう。→子供の間食について
―学童期―
特徴 :永久歯(とくに第一大臼歯)の虫歯の多発
予防 :規則正しい食生活、間食のコントロール、(保護者による)ブラッシング、定期健診など
第一大臼歯とは、乳歯の奥に生えてくる最初の永久歯で、6~7歳くらいに生えてきます。
一番奥で磨きにくいのと、歯の溝が深いので虫歯になりやすい歯です。
乳歯のときからお口の中を虫歯ができにくい環境にし、永久歯を迎えてあげることが大切です。
永久歯が生えそろうのはだいたい12歳前後ですが、まだ充分硬い歯ではなく
虫歯になりやすい状態です。
小学校高学年~中学校ですと勉強や部活で忙しい時期でお時間を作るのが難しいと思いますが、
一日一回は丁寧にブラッシングできる時間を作り、定期的に歯科医院で検診に
きていただくことをおすすめします。
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2015.09.28更新
歯ブラシすると血がでる!原因は?
歯磨きをしている間や、その後うがいをしたときに、血が出てしまい
驚いた方も多いのではないでしょうか。
健康な歯茎であれば、歯ブラシの刺激によって出血することはほとんどありません。
出血がある場合は、歯の周りに付着した歯垢や歯石が原因になっている事が考えられます。
歯垢や歯石がたまり、歯茎が炎症を起こし腫れてしまうことによって、歯ブラシのような
わずかな刺激でも出血するようになります。
このような症状は歯周病の初期症状の一つです。
このまま気にせず放置し続けると歯周病が進行し、歯がぐらぐらしたり抜けてしまう原因に
なる可能性があるので、早めに対処しましょう。
再び健康な歯茎に戻すためには、お口の中を清潔に保つことが大切です。
血がでているから…といって歯ブラシを控えると、また汚れがたまってしまい炎症を
起こす原因になってしまうので、怖がらずに歯ブラシはきちんとしましょう。
ただ強くゴシゴシ磨いてしまうと、歯茎を傷つけてしまうことによって出血してしまう
可能性があるので、正しいブラッシング方法で丁寧に磨くようにしましょう。
毎日正しいブラッシング方法で歯磨きをすれば、出血は徐々に減ってきます。
歯石が歯についてしまっていると歯ブラシではとれないので、歯科医院で
クリーニングしてもらうことをおすすめします。
ただし、歯茎に痛みが伴う出血は、歯茎がなんらかの理由で傷付いてしまっている
恐れがあります。また、血液や癌などの疾患によって歯茎から出血することもあります。
痛みがある場合や、出血が止まらない場合は一度ご相談に来院していただくことをおすすめします。
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2015.09.24更新
第45回 日本口腔インプラント学会学術大会 @岡山
2015年9月21日(月)~23日(水)に岡山にて開催されました、第45回日本口腔インプラント学会学術大会 に参加してきました。
今回のテーマは、「健康維持と口腔インプラント治療」ということでした。
超高齢社会の真っ只中の現在、健康増進、介護予防には適切なインプラント治療が有用であること。
一方、患者さんの高齢化に伴うインプラント治療の問題点、対応策などさまざまな議論がなされました。
一番大事なことは、自分の歯をなくさないことですが
残念ながら歯をなくしてしまった方には、健康のためのインプラント治療も選択肢のうちの一つだと考えております。
介護が必要となった場合にもインプラントを有効な形で残せる場合もあります。
どの時期でも、適切で有効なインプラント治療を心がけていきたいと改めて考えさせられました。
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2015.09.18更新
デンタルフロスの選び方
みなさんは、歯を磨くときに歯ブラシ以外に歯を掃除するためのグッズを使っていますか。
実は、歯ブラシのみでは歯と歯の間のプラークはきれいに落とすことができません。
しかし、虫歯や歯周病の多くはこの歯と歯の間から起こるのです。
そこで、歯ブラシのみでは落ちない食べかすや歯垢を取るためにおすすめなのが
デンタルフロスです。
デンタルフロスとは、歯を掃除するためのグッズの一つで、ナイロンの毛を束ねた
糸状のものをいいます。
歯垢を取り除く役割と、歯と歯の間の虫歯の早期発見にも役立ちます。
歯科医院や薬局でも手軽に手に入るグッズですが、種類があるので自分にあったものを
選ぶことをおすすめします。
・形
ホルダー型と糸巻き型の2種類があります。
ホルダー型とは、ホルダーに糸がついているもので、糸ようじと呼ばれているものも
ホルダー型です。
糸を切る作業が無くて済むので習慣化されやすいのと、初心者の方はもつところがある
ホルダー型の方が奥歯などに入れやすいという方もいらっしゃいます。
糸巻き型とは、自分の好きな長さに切ってつかうことができるタイプのものです。
好きな長さに切った糸を自分の指に巻きつけ、使用します。慣れるまで使いにくいかもしれませんが、
長さを調整できるので、ホルダー型と比べて一回あたりにかかる費用が安く済ませられます。
・糸
ワックスタイプとアン(ノー)ワックスタイプの2種類があります。
ワックスタイプは、滑りの良いワックス加工がされていてスムーズに歯と歯の間に
入り易いので初心者の方も使いやすいです。
アンワックスタイプは、ワックスがない分、歯垢を絡めかきだす力をより発揮します。
なので慣れてきたらアンワックスタイプに変えてみるのをおすすめします。
デンタルフロスは、一日一回でも効果があるといわれています。
やりすぎると歯が傷つく可能性があるので、多くても一日三回までにしましょう。
タイミングとしては夜寝る前がおすすめです。寝ている間は唾液の分泌量が減るため、
歯垢がつきやすいからです。
夜寝る前、お時間があるときに歯ブラシ+フロスで丁寧に歯垢を取り除きましょう。
歯垢の除去、虫歯の早期発見、口臭予防など、フロスには様々な効果があります!
歯ブラシにさらにフロス…慣れるまで大変だと思いますが、一日一回でいいので
毎日続けてみましょう。
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